待針[語句情報] » 待針

「待針〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

待針の前後の文節・文章を表示しています。該当する1件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
最後の胡弓弾き」より 著者:新美南吉
にうかべて、 「まだ耳のある人はあるだ。世間は広いだよ」 と答えた。娘のおツタは待針《まちばり》でついた指の背を口にふくみながら、勝つあんもやめた、力さんもやめ....