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「律詩〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

律詩の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
的に精査しても大した価値はないのであるから、これをフォッス(Voss)の訳した音律詩形で紹介することとしておく。すなわち、神統記、詩句一〇四―一三〇及び三六四―....
観画談」より 著者:幸田露伴
運んだ。それは旅中で知合になった遊歴者、その時分は折節そういう人があったもので、律詩の一、二章も座上で作ることが出来て、ちょっと米法山水や懐素くさい草書で白ぶす....
詩の原理」より 著者:萩原朔太郎
仲間入りをせねばならない。(実にそれをしようとして、或る人々は自由詩を分析し、定律詩の法則を探している。だがもしそれが見つかったら、自由詩は自由詩でなく、それ自....
鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
で城西江戸山あたりを散歩した時、由井に詩はどうして作るかと問うて、そこで絶句とか律詩とか、平仄押韻などの事を知り、それからは時々自分でも作って見た。尤も多くの初....
向嶋」より 著者:永井荷風
史の資料となるべきものがある。島田筑波さんは既に何かの考証に関してこの詩集中の一律詩を引用しておられたのを、わたくしは記憶している。それは 年年秋月与春花 〔....
欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
にも通じ、まことに東方の博雅の士である。いままさに別れんとす、これにさきだって一律詩を作ってその帰国に贈る。時に五月十八日、船は安南の海をよぎり、これを書す。)....