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後ろ矢
「後ろ矢〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
後ろ矢の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「小説 不如帰 」より 著者:徳冨蘆花
ようなり。 今何かいいつけられて笑いを忍んで立って行く女の背に、「ばか」と一つ
後ろ矢を射つけながら、女はじれったげに掻巻踏みぬぎ、床の間にありし大形の――袴は....
「三国志」より 著者:吉川英治
将がある。諸人これを見れば夏侯淵であった。馬を走らすこと雷光の如く、首を回して、
後ろ矢を射た。しかもその矢は三人が射立てた矢の真ん中をぴったり射あてた。 夏|....