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後五百年
「後五百年〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
後五百年の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「易の占いして金取り出したること」より 著者:南方熊楠
談に近いのは袁天綱の伝にある。皆人の知る通り、天綱は唐一代の占術の達人で、よく前
後五百年のことを知った。その妻が後世子孫の栄枯を占い言えと勧めたので、占うと十代....
「親鸞」より 著者:三木清
く悲引したまふをや。」と親鸞はいっている。すなわち自力の教はただ釈迦在世および滅
後五百年間の衆生の機根のすぐれた時代にのみ相応する教であって、像法、末法という機....
「法然行伝」より 著者:中里介山
う者は学問にかけては必ずしも先達であるからということはないのである。釈迦如来の滅
後五百年に五百の羅漢が集って婆沙論《ばしゃろん》を作ったのに、九百年に世親《せじ....