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「後便〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

後便の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
未帰還の友に」より 著者:太宰治
すように思われる。しかし、その菊川も、その後の様子不明で困っている。わかり次第、後便でお知らせする、と言ってやったが、どうにも、彼等一家の様子をさぐる手段は無か....
夜明け前」より 著者:島崎藤村
候うわさもこれあり、今後瀬戸通路つかまつり候えば皆々打ち払いに相成る様子、委細は後便にて申し上ぐべく候。以上。」 とある。 関東の方針も無視したような長州藩....
大切な雰囲気」より 著者:小出楢重
りとしてほしい。そして重子のもとへ、大切にとりかえして保存して置いてくれ。何れ又後便で…………皆たっしゃか、気をつけて、僕は大変健在。今朝、大きなババが出たので....
画筆に生きる五十年」より 著者:上村松園
写した古画など、二十年、三十年のものでも、判然と今も目に浮かびます。けれど、その後便利な世の中になって、写真版などで見たものは、その時はよく覚えていても、直にす....
ハワイの食用蛙」より 著者:北大路魯山人
小島|政二郎君 僕の作品展示会の模様は、後便で記事の出ている新聞といっしょに送りますから、それをご一覧ください。 ここ....