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後援会
「後援会〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
後援会の前後の文節・文章を表示しています。該当する11件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「火の鳥」より 著者:太宰治
と流石《さすが》にあわて、とにかく、この子が女優になるというし、これは、ひとつ、
後援会でも組織せずばなるまい。 ☆ 成功であった。劇団は、「....
「だだをこねる」より 著者:辻潤
ャールの御嬢さんのいないのには――くさるであるです。 4 辻潤
後援会という奴で全体どの位ゼニが集まったものやらどなたとどなたがお金をおめぐみ下....
「思想と風俗」より 著者:戸坂潤
賑かであるに引きかえ、国際オリムピック系はあまり華やかではなかった。オリムピック
後援会なるものが出来てその会長に内田鉄相が就任したが、氏はベルリンにおける第十一....
「二人いるとき」より 著者:宮本百合子
であったが、小枝子は或る時不図そのことに気がつくと不安になって、新劇の或る女優の
後援会で知りあった多喜子のところへ洋裁を習いに来はじめたのであった。今では、ひと....
「バルザックの寝巻姿」より 著者:吉行エイスケ
ったのです。その寝巻姿のバルザック像がサロンに出品されると世論は沸騰して、ロダン
後援会の人々でさえ呆然としてしまったのだそうです。人々はロダンの精神状態を疑い、....
「社会時評」より 著者:戸坂潤
して為政者達はそういう矛盾に気付いたためか、この頃盛んに警官の身分保証や、警察官
後援会の設立を計画しているのだが、続々犯行者を出している処だけから見ても、立派な....
「若草物語」より 著者:オルコットルイーザ・メイ
でおとうさんが勉強を見ていましたが出征しなすってからはおかあさん、かあさんが軍人
後援会へいくようになってからは、ひとりで勉強します。性質は勤勉で家事が好きで、ハ....
「明治開化 安吾捕物」より 著者:坂口安吾
うので、内偵をすすめることになりました。ところが、これがまことに難物、天王会には
後援会がありまして、会長が藤巻公爵、副会長が町田大将、その他いずれも天下の名士ぞ....
「光は影を」より 著者:岸田国士
。それだけでもおれは、あいつのために乾盃するよ。お前も同感だろう、ひとつ、美佐の
後援会を作つてやろうよ。いや、真面目な話、おれたちにできることは、たゞ、そういう....
「ノンシャラン道中記」より 著者:久生十蘭
、いつでもお相手つかまつる。 ざまあ見ろ! 七月二日 ナポレオン
後援会 七、戦闘的|食餌《しょくじ》とは青唐辛子に蝮酒《まむしざけ》。サント....
「『鉢の子』から『其中庵』まで」より 著者:種田山頭火
ない私に示された好意と斡旋とは永久に忘れることがないであろう。 そしてさらに、
後援会の事務一切を一身に引き受けて、面倒至極な事務をあんなに手際よく取り捌いて下....