後聞[語句情報] » 後聞

「後聞〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

後聞の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
壊れたバリコン」より 著者:海野十三
ヲ打ツ「ニュウマチック」ノ音、「コンクリート」混合機ノ音響ヲ時々耳ニシタルモ、其後聞カズ。 飛行機ノプロペラノ如キ音、時々聴コユ。此ノ一団ノ総員ハ、雑品倉庫ヨリ....
続獄中記」より 著者:大杉栄
までであったかも知れない、僕はその不愉快な老教誨師の顔を見ないで済んだ。 出獄後聞くと、この教務所長は面会に来る女房にしきりに自宅へ来るようにと言っていたそう....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
親父様ノ子供ヘノ御教エニカンシンシタト云ッテ笑ッタガ、ウチ中ガクヤシガッタトソノ後聞イタヨ」 兄貴二人をやり込めていい気でいる。ドウもこういう乱暴者にあって....
斎藤緑雨」より 著者:内田魯庵
緑雨の死亡自家広告と旅順の軍神|広瀬中佐の海軍葬広告と相隣りしていたというはその後聞いた咄であるが、これこそ真に何たる偶然の皮肉であろう。緑雨は恐らく最後のシャ....
漱石の人物」より 著者:和辻哲郎
うにして迎えられたとき、「いやに威張っているじゃないか」と言ったという話を、その後聞いたことがあるが、人によるとこの態度を気取りと受け取ったかもしれない。しかし....