後藤貞行[語句情報] » 後藤貞行

「後藤貞行〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

後藤貞行の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
回想録」より 著者:高村光太郎
方法を研究して来られた。あれだけ拵えるのは、あの当時には大変なことだったのだ。又後藤貞行さんなども、あの像に関係したが、ああいう状態に馬がいる時は、ああいう具合....
幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
して置きますが、ちょっと話しが少し戻って、私の狆の作が陳列されて幾日目かに会場へ後藤貞行氏という馬車門の彫刻家が見物に来ました。この人は私の弟子ではないが、物を....
幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
鑿も楽であろうと思った……とにかく、早速、狆のモデルの事で注意を与えてくれた彼の後藤貞行氏を訪ねて、今度の製作のことを話し、チャボの良いのがなかろうかと相談しま....
幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
るか、これはなかなか容易なことではないと申さねばならぬ……そこで当然思い出すのは後藤貞行氏のことです(後藤氏のことは前に狆の話のところでちょっと話して置きました....
幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
を出さずにいますという話で、その場所をも教えてくれました。 それで私はこの事を後藤貞行君に話すと、それは一つ直接当って見ようではありませんか、あなたがお出でに....
幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
あった。私の方ではさっぱりそういうことは知りませんでしたが、私とは関係の浅からぬ後藤貞行君を通じて右の趣を承知したのであった。 後藤君のいうには、 「平尾さん....
幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
入れて飾って置きました。これは西町時代のことであります。 ちょうどその頃、彼の後藤貞行氏は馬の彫刻のことで私の宅へ稽古に来ていた時分、親しみも一層深くなってい....
幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
うな物数寄な気が起るのでありました。 それで、或る時、毎度話に出ました例の馬の後藤貞行さんに逢った時、私がこの話をして見ると、後藤さんも至極同感で、いろいろ話....
幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
そこで、ざっと前後次第不同でその人々の名をば挙げて置きます。 後藤光岳君は、後藤貞行氏の息で、私の内弟子となったが、美術学校へ入学、卒業後一家を為している。....