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「後詰め〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

後詰めの前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
お行列が練りだしましたものでしたから、いぶかりながらもお見送り申しあげていると、後詰めの徒侍《かちざむらい》がやはり六十名。それにお牽馬《ひきうま》が二頭、茶坊....
天草四郎の妖術」より 著者:国枝史郎
よいものじゃ。いろいろのことが見られるからの」 「が、此度が打ち止めであろうぞ。後詰めする味方があるではなし」 「豊臣恩顧の大名共、屈起するかと思ったが是だけは....
今昔茶話」より 著者:国枝史郎
の来襲』の中に書かれてある殺人光線放射器が、やがて発明されないと誰がいい得よう。後詰め(ゴズメ)というのは、日本の昔の戦争に於ける専門語であって、それは、Aとい....
三国志」より 著者:吉川英治
地だんだを踏んだり、また席に返って、嗟嘆をつづけた。 「その顔良、文醜の両名は、後詰めの人数を催すために、わざと、国もとへのこして来てしまったが、もしそのうちの....
三国志」より 著者:吉川英治
醜しと人にいわれよう。――それよりは拙者がいま、鬮を作るから、鬮を引いて、先鋒と後詰めの任をきめられては如何か」 「なるほど、それも一案」と、王忠も劉岱と同意し....