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得恋
「得恋〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
得恋の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「国際殺人団の崩壊」より 著者:海野十三
功した松ヶ谷学士に探し出されて、椋島の誠意を伝えられたが、それは遂に好意であって
得恋ではなかった。其内に識るともなく父鬼村博士の陰謀に気付き、夜に昼を継いで歎き....
「恋愛論」より 著者:坂口安吾
の話だ。 初恋だけがそうなのではなく、何度目の恋でも、恋は常にそういうもので、
得恋は失恋と同じこと、眠れなかったり、死ぬほど切なく不安であったりするものだ。そ....
「ある自殺者の手記」より 著者:小酒井不木
の動機を失恋以外のものにもって行くことは出来ないのだ。 このことは、僕に対して
得恋者たる君にもはっきりわかることであろうと思う。ただ
得恋者は、何ゆえに失恋者が....