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得道
「得道〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
得道の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
虎のために身を捨てて満願すべしと、師曰く卿《けい》の志願妙なり必ずわれに先だちて
得道すべし、
得道せばわれを遺《わす》るるなかれと、師と五百道士と涕泣して太子を送....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
、某甲の家に有りと。すなわち往きて宿を求む。阿那律、先に容貌|好《よ》きも、既に
得道の後は顔色常に倍せり。寡婦、これを見て、これなる念いを作《な》す。我今すなわ....
「学生と先哲」より 著者:倉田百三
法は法華経あるのみ。その他の既成の諸宗は不了義の権経にもとづく故に、ことごとく無
得道である。 以上が日蓮の論拠の根本要旨である。 日蓮はこの論旨を、いちいち....
「融和問題に関する歴史的考察」より 著者:喜田貞吉
役忌避の非人法師ばかりでなく、いやしくも公民権を失ったものはすなわち非人で、出家
得道して僧侶となったものの如きも、家を出たものすなわち国家の公民でないという理由....