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御判物
「御判物〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
御判物の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「護持院原の敵討」より 著者:森鴎外
九郎右衛門、りよ、文吉の三人に達せられた。九郎右衛門、りよは天保五年二月に貰った
御判物を大目附に納めた。 閏七月|朔日にりよに酒井家の御用召があった。辰の下刻....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
の頃従来松山藩へ幕府から与えている領地家督相続の証として黒印ある書面(即ち将軍の
御判物)悉皆を朝廷へ納付せよとの御沙汰があったので、それを入れたる長持を私がこの....
「藤九郎の島」より 著者:久生十蘭
いっても、この先いちばん長く生きるのはお前だから、いまのうちに御船印と浦賀奉行の
御判物《ごはんもの》を預けておく。馬鹿な考えをおこさずに、ふんばりかえって生きら....