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御友
「御友〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
御友の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「奇遇」より 著者:芥川竜之介
からないぜ。」
「私《わたし》もそれは心配でしたわ。あなたは金陵《きんりょう》の
御友だちにも、やっぱり嘘をおつきなすったの。」
「ああ、やっぱり嘘をついたよ。始....
「彼岸過迄」より 著者:夏目漱石
が私《わたし》の娘だとわざわざ紹介した。そうしてこの方《かた》は市《いっ》さんの
御友達だよと云って敬太郎を娘に教えていた。娘は何でこういう人に引き合されるのか、....
「道草」より 著者:夏目漱石
らって御上《おあが》りになりませんでした」 「そうか」 「何でも谷中《やなか》に
御友達とかの御葬式があるんですって。それで急いで行かないと間に合わないから、上っ....
「野分」より 著者:夏目漱石
て》にならないからな」 「なぜ?」 「なぜって、その内だんだんわかるさ」 「じゃ
御友達の方にでも願って、あしたからでも運動をなすったらいいでしょう」 「友達って....
「船」より 著者:島崎藤村
なに忘れるもんですか」 「停車場《ステーション》へ送りに行ったら、多勢貴方がたの
御友達も来ていて……後からやって来て、窓のところで泣いた人なぞも有りましたろう…....
「旧主人」より 著者:島崎藤村
で。人の知らない暗涙《なみだ》は夜の御床に流れても、それを御話しなさるという女の
御友達は有ませんので。ですから、私は独り考えて、思い慰めました。 さ、それです....
「新生」より 著者:島崎藤村
有れば、忰は相変らず図書館の方に通っているし、自分もあなたの御意見によって番町の
御友人とやらに御相談するよう姪の許へ只今《ただいま》別に書面を送るつもりである、....
「趣味の遺伝」より 著者:夏目漱石
く垂れて、黒紋付に八王子平《はちおうじひら》で控えている。「やあ、あなたが、何の
御友達で」と同僚の名を云う。まるで小供扱だ。これから大発明をして学界に貢献しよう....
「思い出の記」より 著者:小泉節子
』と云いますとその人は『はい』と答えました。ヘルンは又『それではあの宿屋の主人の
御友達ですか』と申しましたら、その人は又何心なく『はい、友達です』と答えますと、....
「家」より 著者:島崎藤村
七ばかりに成るお春が答えたが、その娘らしい頬は何の意味もなく紅く成った。 「また
御友達のところで話し込んでると見える」とお種は考え深い眼付をして、やがて娘のお仙....
「家」より 著者:島崎藤村
した。彼女は大略その日の相談を想像して、心配らしい様子をしていた。 「鶴ちゃん、
御友達の許へ遊びに行ってらッしゃい」お俊は独りで気を揉んだ。 「そうだ、鶴ちゃん....
「生と死との記録」より 著者:豊島与志雄
葉と、世に定評のあるその手腕とは、私達をして十分信頼せしむるに足りた。 「S君の
御友人だそうですね。」とU氏は云われた。「S君の子供も最近肺炎で入院していました....
「白日夢」より 著者:豊島与志雄
ると、案外やさしい気の置けない人達ですよ。そして、昨夜はお隣りの御主人も、やはり
御友達と酒を飲んで遅くなられて、丁度留守中にあなたが飛び込んでゆかれたものですか....
「秘密の相似」より 著者:小酒井不木
楽しい夢を胸に描いて居りましたが、その夢は、披露の宴の際、忽然として消えました。
御友人の一人……お名前は申し上げません……が、可なりに沢山お酒を召し上り、酩酊の....
「それから」より 著者:夏目漱石
」 「じゃ、それも貴方の偉い所かも知れない。然し誰も御金を貸し手がなくって、今の
御友達を救って上げる事が出来なかったら、どうなさる。いくら偉くっても駄目じゃあり....