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御帳台
「御帳台〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「死者の書」より 著者:折口信夫
。穆々たる宮の内の明りは、ほのかな香気を含んで、流れて居た。昼すら真夜に等しい、
御帳台のあたりにも、尊いみ声は、昭々と珠を揺る如く響いた。物わきまえもない筈の、....
「源氏物語」より 著者:紫式部
《ぼうぜん》として朝になってもそのまま御寝室にとどまっていた。御病気を聞き伝えて
御帳台のまわりを女房が頻繁《ひんぱん》に往来することにもなって、源氏は無意識に塗....