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「御強〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

御強の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
旧主人」より 著者:島崎藤村
くならないで蒼《あお》くなるのは、御酒が強いんだって言いますよ。――貴方はきっと御強いんだ」 「よう御座んす。沢山《たんと》仰い」と奥様はすこし甘えて、「ですが....
」より 著者:島崎藤村
もさも厄介なという風に、「世話してくれてる人がよく来て話します。まあ心はどれ程|御強健なものか知れませんなんて……こういう中でも、貴方、月々送るものは送らなけり....
殺された天一坊」より 著者:浜尾四郎
一体、御奉行様と申す御方は、御聡明な、果断な、そうして自分を信じる事の大変に御強い御方なのでございます。此の御明智や御|偉《えら》さは、私が御奉行様を存じ上....
植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
の児などが、アカノマンマ(赤の飯)、あるいは地方の子供などがキツネノオコワ(狐の御強飯)と呼んで遊ぶものである。 ハナタデとはなぜこれにそんな名を負わせたかと....