御愁傷様[語句情報] » 御愁傷様

「御愁傷様〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

御愁傷様の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
真景累ヶ淵」より 著者:三遊亭円朝
花「はい、お内儀さん何《なん》とも此の度《たび》は申そう様もございません、さぞ御愁傷様でございましょう」 六十五 母「はい只どうもね魂消....
立山の亡者宿」より 著者:田中貢太郎
て来たところであった。小八は主翁に対して逢いたいのは女房だと云った。 「それは、御愁傷様でございます、お年は幾歳でございました」と、主翁が云った。 「二十五だっ....
街はふるさと」より 著者:坂口安吾
ってきかせる君の場合は、世間なみの礼義みたいな気兼ねがありそうなものじゃないか。御愁傷様というような、ね。ぼくの目からは、君の方がトーチカのように見えるんだがね....
南国太平記」より 著者:直木三十五
ごた騒ぎをしやがって、彼女《あれ》との約束が、ふいになってしもうた」 「それは、御愁傷様、拙者には又、箱根町に馴染があっての――」 「又、色話か」 「話は、これ....
天狗外伝 斬られの仙太」より 著者:三好十郎
から出て来る。 遊二 敵が居さえすれば門前町は大八楼で射ちてえところだろうて?御愁傷様みてえだ。 遊一 何を、野郎、また言うか! 隊一 おいおい、またやっとる....