御手玉[語句情報] »
御手玉
「御手玉〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
御手玉の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「門」より 著者:夏目漱石
物の金時計でも取ろうと思ったが、何も買うものがなかったので、仕方なしに鈴の着いた
御手玉《おてだま》を一箱買って、そうして幾百となく器械で吹き上げられる風船を一つ....
「芽生」より 著者:宮本百合子
なんかあうとめっぽう心太くなってしまう。 私はもう十五にもなって居て……昔なら
御手玉もって御嫁に行った年だのに、まだ大人の着物を引きずって着るのと戸棚の中に入....
「こども風土記」より 著者:柳田国男
かった土地がまだ有るのかも知れない。前に言い落したが福岡県の田川郡でも、女の子は
御手玉を隠して数を当てさせるのに、やはり鹿々何本を唱えていた。またあいにくと地名....