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御推
「御推〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
御推の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「開化の良人」より 著者:芥川竜之介
せんでした。こう云えば勿論縁談の橋渡しには、その骨董屋のなったと云う事も、すぐに
御推察が参るでしょう。それがまた幸《さいわ》いと、即座に話がまとまって、表向きの....
「影」より 著者:芥川竜之介
……貴下は万人の嗤笑《ししょう》する所となるも……微衷不悪《びちゅうあしからず》
御推察……敬白。貴下の忠実なる友より。」
手紙は力なく陳の手から落ちた。
…....
「疑惑」より 著者:芥川竜之介
けな》く、瓦の一撃で殺してしまった――そう思った時の私の苦しさは、ひとえに先生の
御推察を仰ぐほかはございません。私はその苦しみの中で、せめてはN家との縁談を断っ....
「邪宗門」より 著者:芥川竜之介
ますから、御規模こそさのみ大きくなくっても、その荘厳を極めて居りました事は、ほぼ
御推察が参るでございましょう。
別してその御堂供養《みどうくよう》の当日は、上....
「竜」より 著者:芥川竜之介
でございます。その後姿を見送った鼻蔵人《はなくろうど》の可笑《おか》しさは、大抵
御推察が参りましょう。恵印《えいん》はどうやら赤鼻の奥がむず痒《がゆ》いような心....
「革鞄の怪」より 著者:泉鏡花
謝します。 けれども、それもただわずかの間で、今の思はどうおいでなさるだろうと
御推察申上げるばかりなのです。 自白した罪人はここに居ります。遁も隠れもしませ....
「草迷宮」より 著者:泉鏡花
、孕んでいたかい。そりゃ怪しからん、その息子というのが馴染ではないのかね。」 「
御推量でございます、そこじゃ、お前様。見えて半月とも経ちませぬに、豪い騒動が起っ....
「春昼」より 著者:泉鏡花
打揚げられてござったので、怪我か、それとも覚悟の上か、そこは先ず、お聞取りの上の
御推察でありますが、私は前申す通り、この歌のためじゃようにな、」 「何しろ、それ....
「南地心中」より 著者:泉鏡花
ハッと畳に手を……その素袍、指貫に、刀なき腰は寂しいものであった。 「御寮人様、
御推量を願いとうござります。誓文それに相違ござりません。」 お美津の両手も、鶴....
「売色鴨南蛮」より 著者:泉鏡花
、宗吉は朝飯前……というが、やがて、十時。……ここは、ひもじい経験のない読者にも
御推読を願っておく。が、いつになってもその朝の御飯はなかった。 妾宅では、前の....
「星女郎」より 著者:泉鏡花
色の靄のかかりました一軒家、廂合から白昼、時ならぬ月が出たのに仰天した、と、まず
御推量が願いたい――いくらか、その心持が……お分りになりましょうかな。」 ....
「二、〇〇〇年戦争」より 著者:海野十三
しが、善隣キンギン連邦の神経を刺戟するようなことをいったと、仰有るのですか。その
御推察はとんでもないことです」 「そうとばかりは、聞きのがせません。もし閣下が、....
「鰻に呪われた男」より 著者:岡本綺堂
ぱり思い直して、努めて元気のいい顔をして両親の前に出ました。こう申せば、たいてい
御推量になるでしょう。わたくしの縁談はそれからすべるように順調に進行したのでござ....
「鴛鴦鏡」より 著者:岡本綺堂
づけた。 「そのうちに、またひとりの競争者があらわれてきました。と申したら、大抵
御推量もつきましょうが、それはかの清月亭のお照で、もちろん染吉との関係を知らない....
「玉藻の前」より 著者:岡本綺堂
ては、わたくしお願いがござりまするが……」 「あらためてなんの願いじゃ」 「殿の
御推挙で采女《うねめ》に召さるるように……」 「ほう、お宮仕えが致したいと申すか....