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「御朱印船〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

御朱印船の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
白くれない」より 著者:夢野久作
。 去る程に此寺の住持なりし彼の和尚は、もと高野山より出でたる真言の祈祷師にて御朱印船に乗りて呂宋に渡り、彼地にて切支丹の秘法を学び、日本に帰りて此の廃寺を起....
赤格子九郎右衛門」より 著者:国枝史郎
って発展した。即ち博多の大富豪島井宗室の大参謀となり、朝鮮、呂宋、暹羅、安南に、御朱印船の長として、貿易事業を進めたのである。 彼は復居合の名人であった。それ....
秀吉・家康二英雄の対南洋外交」より 著者:国枝史郎
許可したのは豊臣秀吉で、それは我国の文禄元年、西暦の一五九二年のことであり、爾来御朱印船は、呂宋のマニラ市を中心として、南洋貿易を営み、平和の裡に巨利を博し、朱....