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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
伯爵の釵」より 著者:泉鏡花
手に通抜けの出来る茶屋は、昼寝の半ばらしい。どの座敷も寂寞して人気勢もなかった。御歯黒蜻蛉が、鉄漿つけた女房の、微な夢の影らしく、ひらひらと一つ、葉ばかりの燕子....