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御歳暮
「御歳暮〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
御歳暮の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「彼岸過迄」より 著者:夏目漱石
かかとかいうから、降りたところがね。今朝《けさ》御父さんから聞いたら、叔父さんが
御歳暮《おせいぼ》に指環《ゆびわ》を買ってやると云っていたから、停留所で待ち伏せ....
「吾輩は猫である」より 著者:夏目漱石
」と迷亭がまぜ返す。
「いや日は違うようだ。何でも二十日《はつか》頃だよ。細君が
御歳暮の代りに摂津大掾《せっつだいじょう》を聞かしてくれろと云うから、連れて行っ....
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
飼って置いたのがそもそもの間ちげえで、ここの主人もよっぽどの明きめくらだ。おれが
御歳暮に寒鴉《かんがらす》の五、六羽も絞めて来てやるから、黒焼きにして持薬にのめ....
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
洗いあげてみましょう」 「節季《せっき》師走《しわす》に気の毒だな。あんまりいい
御歳暮でも無さそうだが、鮭《しゃけ》の頭でも拾う気でやってくれ」 「かしこまりま....
「私の小売商道」より 著者:相馬愛蔵
という自信がある。また実際そうですから、従って利益も少ないから、あまり必要でない
御歳暮や中元は贈らないことにする。それにはまた配る費用というものが相当かかる。も....