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御玉杓子
「御玉杓子〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「虞美人草」より 著者:夏目漱石
数《すう》は勢《いきおい》である。勢を生む所は怖しい。一坪に足らぬ腐れた水でも
御玉杓子《おたまじゃくし》のうじょうじょ湧《わ》く所は怖しい。いわんや高等なる文....
「趣味の遺伝」より 著者:夏目漱石
んだものの運命である。しかしてまた浩さんの運命である。蠢々《しゅんしゅん》として
御玉杓子《おたまじゃくし》のごとく動いていたものは突然とこの底のない坑《あな》の....