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「御筆〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

御筆の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
旗本退屈男」より 著者:佐々木味津三
建札に小さく、次のような人を喰った文字が書かれてあるのでした。 「唖ニ候エバ、御筆問下サレ度、陰陽四十八|占《ウラナイ》、何ナリト筆答致ベク候。 阿部流易断総....
満韓ところどころ」より 著者:夏目漱石
が、その実《じつ》感心したのは、後藤さんの揮毫《きごう》ではなくって、清国皇帝の御筆《おふで》であった。右の肩に賜うと云う字があるのを見落した上に後藤さんの名前....
みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
。不図新聞の一面に「睦仁」の二字を見つけた。下に「先帝御手跡」とある。孝明天皇の御筆かと思うたのは一瞬時、陛下は已に先帝とならせられたのであった。新帝陛下の御践....
中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
張の家で客をまねくことがあって、座敷には秘蔵の掛物をかけた。それは宋の徽宗皇帝の御筆という鷹の一軸である。酒宴が果てて客がみな帰り去った後、夜が更けてからかの狐....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
ころが、伊達家の羲之には、れっきとした由緒因縁がある、しかも、それには唐の太宗の御筆の序文までがついているそうじゃ」 「ははあ――眉唾物《まゆつばもの》ではござ....
丹下左膳」より 著者:林不忘
「まるで、魚河岸《うおがし》にまぐろが着いたようじゃないか」 主君柳生対馬守の御筆になる、「尚兵館」の三字の額が、正面の一段小高い座に、かかっている。 広い....
鴎外の思い出」より 著者:小金井喜美子
。其節御恵贈の朝鮮産西洋種|梨子、誠にやすらかにして美味、有難存候。彼の争議一件御筆にのせられ候由、以て当今社会の現況を知る事を得べく、楽しみ罷在候。何卒御示下....