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御茶の
「御茶の〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
御茶のの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「新古細句銀座通」より 著者:岸田劉生
が感心してみているのと一緒になって感心したのを覚えている。明治三十何年かの有名な
御茶の水のおこの殺しが、じき見世物になり、おこのの血だらけの顔を表看板のかわりに....
「少年時代」より 著者:幸田露伴
らぬことになりました。で、私を何所へ遣ったものでしょうと家でもって先生に伺うと、
御茶の水の師範学校付属小学校に入るが宜かろうというので、それへ入学させられました....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
賀※庵に就き、塩谷宕陰、松崎慊堂にも知られ、安井息軒とも交わりがあって、しばらく
御茶の水の昌平黌に学んだが、親は老い家は貧しくて、数年前に郷里の方へ帰って行った....
「震災日記より」より 著者:寺田寅彦
行くような呑気そうな様子の人もあった。浅草の親戚を見舞うことは断念して松住町から
御茶の水の方へ上がって行くと、女子高等師範の庭は杏雲堂病院の避難所になっていると....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
は持っている。 文部省では米国人のスカットというを雇って普通教育の伝習として、
御茶の水の旧大学本校跡を東京師範学校と名けて師範学科を多くの学生に教えさせ、次に....
「江戸芸術論」より 著者:永井荷風
大《だい》なる空間を設けたる事を知るべし。洲崎弁天海上の眺望と題したるもの、また
御茶の水より富士を見たるもの、あるひは銚子《ちょうし》の海浜、隅田川|真崎《まっ....
「永日小品」より 著者:夏目漱石
き徹《とお》るような臘梅《ろうばい》が活《い》けてあったのだそうだ。老人はそこで
御茶の御馳走《ごちそう》になったのだという。おれが持っているよりも安心かも知れな....
「硝子戸の中」より 著者:夏目漱石
かに予期に充《み》ちた心をもって、のろのろ砲兵工厰《ほうへいこうしょう》の前から
御茶の水を通り越して柳橋まで漕《こ》がれつつ行っただろうと想像する。しかも彼らの....
「草枕」より 著者:夏目漱石
つ。驚いた波が、胸へあたる。縁《ふち》を越す湯泉《ゆ》の音がさあさあと鳴る。 八
御茶の御馳走《ごちそう》になる。相客《あいきゃく》は僧一人、観海寺《かんかいじ》....
「三四郎」より 著者:夏目漱石
たくさんある。野々宮君は椅子を離れてすわった。三四郎は閑静な所だとか、わりあいに
御茶の水まで早く出られるとか、望遠鏡の試験はどうなりましたとか、――締まりのない....
「それから」より 著者:夏目漱石
を捜して、芝居でも見ようと云う気を起した。神楽坂から外濠《そとぼり》線へ乗って、
御茶の水まで来るうちに気が変って、森川町にいる寺尾という同窓の友達を尋ねる事にし....
「彼岸過迄」より 著者:夏目漱石
の見ていない所で二つに折って、蛇の頭も鉄の輪の突がねもめちゃめちゃに、万世橋から
御茶の水へ放り込んでやろうと決心した。 彼はすでに動こうとして一歩足を移しかけ....
「満韓ところどころ」より 著者:夏目漱石
てて貰って這入《はい》って見ると、濁っている。別に黄色く濁っている訳ではないが、
御茶の味から演繹《えんえき》すればやっぱり酸《す》っぱい湯に浸《つか》っていると....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
渡る、誰か能く大海を渡る、誰か能く諸苦を捨つる、誰か能く清浄を得るぞと。仏それは
御茶の子だ、信能く駛流《しりゅう》を渡り、放逸ならぬ者能く大海を渡り、精進能く苦....
「千世子」より 著者:宮本百合子
? 仲良しになるもならないもありゃしませんワ。でもじいさんばあさんでさっぱりした
御茶のみ友達で居るのも悪かありませんワネエ」 「仲の悪くなる事はありますまいネエ....