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「御萩〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

御萩の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
硝子戸の中」より 著者:夏目漱石
と、いくら甘いものの好な男でも、菓子が厭《いや》になるって、御彼岸《おひがん》に御萩《おはぎ》などを拵《こしら》えているところを宅《うち》で見ていても分るじゃあ....
行人」より 著者:夏目漱石
「食べませんか」と尋ねた。彼女はたちまち吹き出した。 「あなたもずいぶんね、その御萩《おはぎ》は昨日《きのう》宅《うち》から持たせて上げたんじゃありませんか」 ....
高知がえり」より 著者:寺田寅彦
明後日は自分の誕生日。久々で国にいるから祝の御萩を食いに帰れとの事であった。今日は天気もよし、二、三日前のようにいやな風もな....