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御身様
「御身様〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
御身様の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「藤十郎の恋」より 著者:菊池寛
心に懸り候ままかくは急飛脚をもって一筆呈上仕り候。少長どのに仕負けられては、独り
御身様の不覚のみにてはこれなく、歌舞伎の濫觴《らんしょう》たる京歌舞伎の名折れに....
「仇討三態」より 著者:菊池寛
強くいった。 「何を仰せらるるのじゃ。一旦、敵を持った者に幸せな者がござろうか。
御身様などは、まだいい。
御身様は、物心ついた七歳の時から四十七歳の今日まで、人間....
「藤十郎の恋」より 著者:菊池寛
と、都の中はただこの噂ばかりじゃげにござります。傾城買の所作は日本無双と云われた
御身様じゃが、道ならぬ恋のいきかたは、又格別の御思案がござりましょうなハハハハ」....