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御里
「御里〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
御里の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「吾輩は猫である」より 著者:夏目漱石
《さま》、女ですよ。野郎は御門違《おかどちが》いです」と鼻子の言葉使いはますます
御里《おさと》をあらわして来る。これではまるで喧嘩をしに来たようなものであるが、....
「夢十夜」より 著者:夏目漱石
「西へ行く日の、果《はて》は東か。それは本真《ほんま》か。東《ひがし》出る日の、
御里《おさと》は西か。それも本真か。身は波の上。※枕《かじまくら》。流せ流せ」と....
「旧主人」より 著者:島崎藤村
の奥様が連添う殿方に解りましょう。――女の運はこれです。御縁とは言いながら、遠く
御里を離れての旅の者も同じ御身上《おみのうえ》で、真実《ほんと》に同情《おもいや....
「海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
け爆風にやられたのであろう。 ◯いつも大慈さんから頂いていた宗一郎さんの奥さんの
御里で、水飴の製造をやっていられたお家が焼けたそうな。やっぱり二月二十五日。お家....