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御霊会
「御霊会〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「年中行事覚書」より 著者:柳田国男
ただ一方だけが仏徒によって音読せられたのである。 京都四周の大きな御社や寺で、
御霊会または聖霊会と名づけていと花やかなる儀式の行われていたのも、要は共同にこれ....
「エタに対する圧迫の沿革」より 著者:喜田貞吉
、仏教家並びに両部神道家の忌むところとなった為である。されば一方では、武家が祇園
御霊会の神輿を舁かしめ、堂上家がエタに飲料水の井戸を掘らしめて、あえて不思議とし....
「「エタ」名義考」より 著者:喜田貞吉
える「穢多」は井戸掘り人足であった。また貞治四年「師茂記」に見える「穢多」は祇園
御霊会の駕輿丁であった。文安の「※嚢抄」に見える「エッタ」は河原の者と云っておっ....
「旃陀羅考」より 著者:喜田貞吉
た事が知られるのである。「師茂記」貞治四年六月十四日の条に、武家の沙汰として祇園
御霊会の神輿を穢多に舁かしめたとある穢多は、無論同社の犬神人たる坂の者を云ったも....
「俗法師考」より 著者:喜田貞吉
、北畠から跳戈を出し、歌舞して御所へ参るのが旧例だとあって、此の徒が遊芸に由って
御霊会の神事に仕えていたことがわかる。祇園の犬神人も唱門師だとの説もあれば、何か....