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微に入り細を穿
「微に入り細を穿〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
微に入り細を穿の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「支倉事件」より 著者:甲賀三郎
った。警察署での自白は尽く虚偽なる旨恐るゝ所なく申述べた。裁判長はうなずきながら
微に入り細を穿って訊問を試み、一先ず閉廷を宣した。それより前能勢弁護人は証拠申請....
「文学のひろがり」より 著者:宮本百合子
行き、誤謬の中に真実を学び取ったのだ。私は何時間も何時間も極地飛行のデテールを、
微に入り細を穿って熟慮した。世界の屋根に立っている自分を、ほとんど現《うつつ》の....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
所謂文学大きらいとは全く一致しているものなのです。強い羽搏きとつよい線と、しかも
微に入り細を穿《うが》った諸現象の具象性をとらえ描きたい、そのために腕が足りない....
「接吻」より 著者:神西清
努力しながら、口をきった。「実は僕、撞球場へ行ったんだがね、すると……」 彼は
微に入り細を穿って、例の接吻の一件を語りだしたが、一分もするとぷっつり言葉が絶え....
「日記」より 著者:宮本百合子
の下にまぎれ込まず入るべきと云うこと。小説の上にもよいことを感じたと思う。実に、
微に入り細を穿ちつつ、滔々として進むと云う偉大さが実にないと思う。つまり心の偉大....
「ロザリオの鎖」より 著者:永井隆
たいっそうの驚異であった。教授は自信満々たる態度で理路整然たる一つの美しい体系を
微に入り細を穿ち説き来たり説き去った。手際よく排列された標本を示しつつ、荘重な能....