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微服
「微服〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
微服の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「小説 不如帰 」より 著者:徳冨蘆花
いうべからざる愛嬌と滑稽の嗜味をば著しく描き出しぬ。 ある年の秋の事とか、中将
微服して山里に猟り暮らし、姥ひとり住む山小屋に渋茶一|碗所望しけるに、姥つくづく....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
のだ。 さて羅摩王久しぶりで恋女房を難苦中より救い出し、伴うて帰国した後、一夜
微服して城内を歩くと、ある洗濯師の家で夫妻詈り合う。亭主妻に向いわれは一度でも他....