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「徳王〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

徳王の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
集成』辺裔典二十五巻に、明の守徐兢高麗に使した途上、定海県総持院で顕仁助順淵聖広徳王てふ法成寺《ほうじょうじ》関白流の名の竜王を七昼夜祭ると、神物出現して蜥蜴の....
新時代の「童話」」より 著者:豊島与志雄
のとしては、本当に書き生かして貰いたかった、云々。――日支事変の当初、私は蒙古の徳王にひどく心惹かれた。砂漠の中の百霊廟の町、何処より発し何処へ流れ去るとも分ら....
夢は呼び交す」より 著者:蒲原有明
として目を瞑った。目を瞑りながらもなお御影を仰いでいたのである。 和国の教主聖徳王の和讃がどこからともなく流れて来ては去る。その讃頌の声がいつしかしずまる。も....
三国志」より 著者:吉川英治
自身は征馬を南へすすめていたのである。 その頃、呉郡(浙江省)には、 東呉の徳王 と、自ら称している厳白虎が威を揮っていたが、孫策の襲来が、ようやく南へ進....