心を躍らせる[語句情報] » 心を躍らせる

「心を躍らせる〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

心を躍らせるの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
壊れたバリコン」より 著者:海野十三
れは僕が始めて簡単な鉱石受信機を作って銚子の無線電信を受けた其の夜から、不思議に心を躍らせるようになった言わば一種の「萌え出でた恋」だったのです。僕は毎晩のよう....
紅毛傾城」より 著者:小栗虫太郎
時として、低い雲が土手のように並んでいると、それが島影ではないかと思い、はっと心を躍らせるのであるが、その雲はすぐ海霧に閉ざされて、海も空も、夢の中の光のよう....
火の扉」より 著者:岸田国士
がたくないわけではありません。自分が何事をなし得るかということは、つねに、小生の心を躍らせる疑問です。こんどのことは、決して浮わついた興味からでなく、自分の力を....