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「心を通わす〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

心を通わすの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
或る女」より 著者:有島武郎
う事や、自分はただただ葉子を姉と思って尊敬もし慕いもしているのだから、せめてその心を通わすだけの自由が与えてもらいたいという事だのが、思い入った調子で、下手《へ....
紅玉」より 著者:泉鏡花
かと話をしているようだよ…… (四辺を※す)そうそう、思った同士、人前で内証で心を通わす時は、一ツに向った卓子が、人知れず、脚を上げたり下げたりする、幽な、し....
平家蟹」より 著者:岡本綺堂
のぞ。 玉琴 ええ。 玉虫 男はもとより源氏方、女は肉身の姉を見すてて、かたきに心を通わす奴、呪いの奇特をためすには屈竟と、最前神酒をとりし時、わが呪いの首尾よ....