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「心和〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

心和の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
ならなければ、生きてはおられませぬ」 三 恵林寺《えりんじ》の師家《しけ》に慢心和尚《まんしんおしょう》というのがあります。 恵林寺が夢窓国師《むそうこくし....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
……という顔。オホホホホと笑って眠るが如く、笑うが如く、半眼でながめているのは慢心和尚の面。 通しであったか、宿次ぎであったか、それさえもわからず、ようやく甲....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
インチに過ぎまいと思われます。 これを甲州有野村の藤原家の供養追善のために、慢心和尚がかつぎ出した木柱に比べると、大きさに於て比較にならないし、重量に於ても問....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
そうして、まずこれから上へ登って、大菩薩を越えて、塩山へ行くと恵林寺というので慢心和尚さんが、わしを待ってて下さる、あそこで何か彫らしておくんなさるに違えねえ…....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
ふる》われているのを見る。 二十四 かくて、七里村恵林寺へ着いた与八。折よく慢心和尚は在庵で、与八を見て悦ぶこと一方《ひとかた》ならず、ここにまた当分の足を留....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
へ御厄介になることになりましたのでございます」 「おお、そうそう、忘れていた、慢心和尚からの御紹介のはお前さんだったか」 「はい、はい」 「生れはどこだね」 「....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
うのは、お君が自分でわからないのみならず、兵馬はなお分っていないのであります。慢心和尚から頼まれて引受けて来た時もわかってはいない、苦心を重ねてようやく能登守を....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
助や焚出しで両岸の村々は、ひきつづいて戦場のような有様であります。 恵林寺の慢心和尚は、法衣《ころも》の袖を高く絡《から》げて自身真先に出馬して、大小の雲水を....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
する、すさまじい勢い。 そこで兵馬は小癪《こしゃく》にさわりました。かつて、慢心和尚がいうことには、「人間は、犬に吠えられるようでは、修行が足りない」 兵馬....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
三十三 その火事があって幾日かの後のことでありました。恵林寺《えりんじ》の慢心和尚が、途轍《とてつ》もない大きな卒塔婆《そとば》をかつぎ込んで、従者を一人も....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
めて大きく、固く結んだ間へ冷笑を浮ばせている。頭から顔の輪郭を見ると、どうやら慢心和尚に似ているが、パッカリとあいた眼は、誰をどことも想像がつかない。だが、その....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
間はいいが、長くなると病気になります。 こういう説教を与八が試みました時に、慢心和尚が来合わせて、次のようなあいづちを打ちました。 そうとも、そうとも、与八....
渡舟場」より 著者:豊島与志雄
情など、心惹かるる趣きを持っていた。ここに母と妹と共に安らかに住むという予想は、心和かな微笑を催させた。体の疲労も一時に忘れた。 然るに、この家の中に私が見出....
生前身後の事」より 著者:中里介山
登守の巻、十二|伯耆《ほうき》安綱の巻、十三如法闇夜の巻、十四お銀様の巻、十五慢心和尚の巻、十六道庵と鰡八の巻、十七黒業白業の巻、十八安房の国の巻、十九小名路の....
苦楽」より 著者:上村松園
ます。 作家が制作に没頭している時、そこには無我の楽土が広がっていて、神澄み、心和やかにして、一片の俗情さえも、断じて自分を遮りえないという、こういう境地に辿....