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心念
「心念〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
心念の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
のごときもある。されば猿田彦が死に様に現じた動作の相異なるより察して、その時々の
心念を平生の魂と別に、それぞれ名を立て神と視《み》た『古事記』の記述も、アルタイ....
「風流仏」より 著者:幸田露伴
露れて、其親切なる言葉、そもや女子の嬉しからぬ事か。 中 仁はあつき
心念口演 身を断念てはあきらめざりしを口惜とは云わるれど、笑い顔してあきらめる....
「良心・第一義」より 著者:夢野久作
良心 財産を私有する勿れ
心念を私有する勿れ 汝の全霊を万有進化の流れと 共鳴一致せしめよ 常に無限なれ ....
「我が教育の欠陥」より 著者:新渡戸稲造
なりと。 その初にはソクラテスの如く、洞察眼を備え、高尚なる思想、清浄純潔なる
心念を育して、霊智と親しく交る人あり。これに継ぐに、プラトーの如く、その師の胸裡....
「黒田如水」より 著者:吉川英治
唯一の道なりと信じ、またこの信念こそ、中国の地を兵燹から助け、大きくは、主人のご
心念をやすんじ奉るものと思うのほか、何ものもないことを、神明に誓って申しあげてお....