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心慰め
「心慰め〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
心慰めの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「源氏物語」より 著者:紫式部
りでもあるまいなどと、みずから慰めようと中の君はするのであるが、姨捨山の月(わが
心慰めかねつ更科や姨捨山に照る月を見て)ばかりが澄み昇って夜がふけるにしたがい煩....
「鍬と鎌の五月」より 著者:黒島伝治
声をあげて人に聞えるように叫んだ。 それが、メーデーに於ける彼等の、せめてもの
心慰めだった。 (一九三〇年四月)....
「謡曲と画題」より 著者:上村松園
ちて心慰まばやと思ひ候」 「いや砧などは賤しきものゝ業にてこそ候へ、さりながら御
心慰めん為にて候はゞ、砧をこしらへてまゐらせ候べし」 このような問答のすえに、....