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心材
「心材〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
心材の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
か……正木先生は、その責任の全部を負われて、人間界を去られたのです。その実験の中
心材料となられた貴方と、あの六号室の令嬢と、それ等に関する書類、事務、その他の一....
「植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
櫨と呼び、北部中国の地には普通に見られる普通の灌木らしい。この黄櫨の黄はその樹の
心材が黄色だからである。したがってこれが黄色を染める染料に用いられる。李時珍の『....
「猪鹿蝶」より 著者:久生十蘭
せたあの厚手の吉野。帯は、コイペルのゴブランにして、西洋の香水は慎しんで、沈香の
心材に筏を彫った帯止だけにしておく。それでお出かけ……こちらが先に着いていないと....