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心理学
「心理学〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
心理学の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「保吉の手帳から」より 著者:芥川竜之介
めに教師《きょうし》になった。こう云う事実を見れば足りることである。が、あの実験
心理学者はなかなかこんなことぐらいでは研究心の満足を感ぜぬのであろう。それならば....
「三角形の恐怖」より 著者:海野十三
むっつりとして其の日教わって来た数学の定理の証明を疑ってみたり、其の頃流行の犯罪
心理学の書物に読み耽ったり、啄木ばりの短歌を作ったりしていました。 そんな調子....
「獄中消息」より 著者:大杉栄
・スティブン著、フランス小説家。 仏文、ラブリオラ著、唯物史観。ルボン著、群集
心理学。 独文、ゾンバルト著、労働問題。菜食主義(ドクトル加藤所有。これは長々....
「雑文的雑文」より 著者:伊丹万作
動に訴えて強制的にこれを館へ連行することであるが、この方法は法律的にも経済的にも
心理学的にも障害が多くて実行が困難であり、あまつさえもしもこちらより向こうのほう....
「明治哲学界の回顧」より 著者:井上哲次郎
物学、兵学などが輸入されたのであったけれども、明治の初年に至って、哲学、論理学、
心理学など、先覚者のはじめて注意するところとなって、思想界に清新の気運を喚起して....
「明治哲学界の回顧」より 著者:井上哲次郎
l Science を抄訳して、これを『心理新説』と題して明治十五年に発行した。
心理学の書としては西周のヘーヴン(Haven)の『
心理学』についで、これが第二番....
「妖怪学」より 著者:井上円了
妖怪学は応用
心理学の一部分として講述するものにして、これに「学」の字を付するも、決して一科完....
「妖怪学一斑」より 著者:井上円了
学術が進歩してきたとは申しながら、その範囲が極めて狭小にして、妖怪のごときは多少
心理学において研究しておったけれども、いまだ一科の学問とはなりません。畢竟、学者....
「妖怪研究」より 著者:井上円了
妖怪研究は余が数年来従事せるところなるが、近ごろ応用
心理学を講述するに当たり、あわせて妖怪の解釈を下し、ときどき実験をも施しけるに、....
「妖怪報告」より 著者:井上円了
なれば、その全文をここに掲記す。 郵便をもって申し上げ候。しからば、『通信教授
心理学』第三号の付言に従い、はばかりながらちょっとのべんに、およそ人の睡眠するは....
「迷信解」より 著者:井上円了
はすなわち妖怪なるも、天地自然の道理によりて起こりたるものなれば、物理学あるいは
心理学の道理に照らして説明し得るものである。すでに説明しおわれば、妖怪にあらざる....
「妖怪玄談」より 著者:井上円了
の後「伊」の起こるごとに、自然に「仁」を惹起するの性を養成するに至るなり。これを
心理学にては連想の規則とす。連想とは思想の連合を義として、一思想起これば、他の思....
「二葉亭四迷の一生」より 著者:内田魯庵
の説はモーズレーやロンブロゾから得たので、二葉亭自身の創見ではなかった。かつ近世
心理学の片端をだも噛ってるものなら誰でも心得てる格別目新らしくもない説であるし、....
「欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
実際となり、実際上応用するところのもの、これを論究しては理論となる。形而上哲学、
心理学等は理論哲学なり、宗教学、教育学等は実際哲学なり。この二者互いに相まちて、....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
る課程に候。しかして全科を修了するに三年間を要するのみに候。 そのほか教育学、
心理学、倫理学は別に二年間の教育科あれば、この方にて兼修する由に候。これを要する....