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心立て
「心立て〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
心立ての前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
》を、まざまざと見せつけられたに過ぎません。 あれだけの容貌を持ち、あれだけの
心立てを持ちながら、あの境遇に甘んじて、それを抜け出そうともしない女の心が悲しい....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
すとも」
「見えないはずなんですがね、わたしこそ、世間の娘さんと全く同じことよ、
心立ては悪かないけれど、そのくせ意気地なしで、自分には何の力もないのに、人様の面....
「初恋」より 著者:矢崎嵯峨の舎
れぬようによく気をつけるがよいと言われた。それからまたそのお雪という娘がどんなに
心立てがやさしく、気立てがすなおで、どんなに姿が風流で眉目容が美しかろうと賞めち....