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心細し
「心細し〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
心細しの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「薄紅梅」より 著者:泉鏡花
―いいのね。」とおっしゃいます。……晩方でございましょう。変に暗くて気味が悪し、
心細し、といいますうちにも、立込みまして、忙しくって不可ませんと申しましたら、お....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
思へる、詞《ことば》もあやし、殊に日足もたけぬと見ゆ、雨なほそぼ降りて、けしきも
心細し、さのみ行きいそぐべきにもあらず、人里に遠ざかりなばせんかたもあるまじ、猶....