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心許り
「心許り〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
心許りの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「真景累ヶ淵」より 著者:三遊亭円朝
の顔を見ながら小声にて、
新「だって、きまりが悪《わ》りいな、これはほんの私の
心許りでございますから、貴方|後《あと》でお茶請《ちゃうけ》でも買って下さいまし....
「風流仏」より 著者:幸田露伴
円足らず、是はと驚きて能々見るに、我身万一の時お辰引き取って玉わる方へせめてもの
心許りに細き暮らしの中より一銭二銭積み置きて是をまいらするなりと包み紙に筆の跡、....
「蝸牛の角」より 著者:和辻哲郎
)は実に驚愕恐懼の至に不堪、就ては甚だ狂気浸みたる話に候へ共、年明候へば上京致し
心許りの警衛仕度思ひ立ち候が、汝、困る様之事も無之候か、何れ上京致し候はば街頭に....