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心頼り
「心頼り〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
心頼りの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「政談十二社」より 著者:泉鏡花
身上ではありまするけれど、気立の可い深切ものでございますから、私も当にはしないで
心頼りと思うております。それへ久しぶりで不沙汰見舞に参りますと、狭い処へ一晩泊め....
「沼のほとり」より 著者:豊島与志雄
くなってゆきました。面会帰りの人々の姿が、ちらりほらり見えますのが、時にとっての
心頼りでした。 小さな店家を交えた町筋をぬけると、突き当りが停車場です。その狭....
「祭りの夜」より 著者:豊島与志雄
い識り合いではない。 終戦後、北京から帰国してきた私は、孤独な自分を見出した。
心頼りにしていた姉一家は、戦災に全滅したようだし、他には力になってくれる身内もな....