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心高
「心高〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
心高の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「照葉狂言」より 著者:泉鏡花
なりぬ。 坂道にのぼりかけつ。頂にいたりて超然として一眸のもとに瞰下さば、わが
心高きに居て、ものよく決むるを得べしと思いて、峰にのぼらむとしたるなり。 歩を....
「星」より 著者:国木田独歩
しく恋の夢路を俤に写したらんごときに若くものあらじ。 詩人は声はり上げて『わが
心高原にあり』をうたい、『いざ去らば雪をいただく高峰』の句に至りて、その声ひとき....
「女大学評論」より 著者:福沢諭吉
何なる必要あるも若き男に文通す可らずとは、嫌疑を避けるの意ならんけれども、婦人の
心高尚ならんには形式上の嫌疑は恐るゝに足らず。我輩は斯る田舎らしき外面を装うより....
「ファウスト」より 著者:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン
の群たゆたひ避けむとき、
自ら励ましてなすことをな忘れそ。
心得て疾く手を著くる
心高き人のえなさぬことあらめや。
アリエル
聞け。遷り行く時の神ホライの....