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忌言葉
「忌言葉〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
忌言葉の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「旧主人」より 著者:島崎藤村
染め、鏡を朝晩に眺《なが》め、御召物の縞《しま》も華美《はで》なのを撰《よ》り、
忌言葉《いみことば》は聞いたばかりで厭《いや》な御顔をなさいました。殊《こと》に....
「五右衛門と新左」より 著者:国枝史郎
するのだ。例えば或る時こんなことがあった。そうだ聚楽第の落成した時だ、饗応の砌、
忌言葉として、火という言葉を云わぬよう、殿下からの命令だった。が俺は考えた。言葉....