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忍び逢う
「忍び逢う〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
忍び逢うの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「乳を刺す」より 著者:邦枝完二
大事となるやも計られず、いまは自ら死を覚悟いたし申し候。ついては深夜、由利どのと
忍び逢うやくそくなりしをさいわい、伊吹屋へまいり、眠る由利どのを一刺しにいたし申....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
寝に侍るひとりに、大納言ノ典侍という麗人がある。いつしか、東宮仕えの堀川ノ具親と
忍び逢うて、宮中から馳け落ちした。後醍醐は、めざましいお怒り方で、嵯峨かどこかに....