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「忍坂〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

忍坂の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
古事記物語」より 著者:鈴木三重吉
破れたことを、喜びお笑いになりました。 それからまたその宇陀をおたちになって、忍坂というところにお着きになりますと、そこには八十建といって、穴の中に住んでいる....
万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
・一九五〕 柿本人麿 この歌は、川島皇子が薨ぜられた時、柿本人麿が泊瀬部皇女と忍坂部皇子とに献った歌である。川島皇子(天智天皇第二皇子)は泊瀬部皇女の夫の君で....
中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
演奏される間にまじって、うたわれたのであった。そして特に琴を弾いた人は、市原王と忍坂王とで、うたったのは田口|朝臣家守ほか十数人であったと記されてある。こんなわ....
古事記」より 著者:太安万侶
《きみ》だ。 そのオトウカシは宇陀の水取《もひとり》等の祖先です。 次に、忍坂《おさか》の大室《おおむろ》においでになつた時に、尾のある穴居の人八十人の武....
特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ」より 著者:喜田貞吉
いることは、極めて少いと云ってよろしい。大抵は欺討です。神武天皇御東征の時には、忍坂の邑に酒宴を催して敵を誘い、道臣命の合図で一挙にこれを皆殺しになされたとか、....