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「忍法〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

忍法の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
鳴門秘帖」より 著者:吉川英治
に軋みだす。 はッとしたが弦之丞、甲賀組の者ではないから、浮体とか音伏とかいう忍法を知らない。思わず片膝を立て、一足跳びに廊下から庭先へ飛ぼうとした。 途端....
鳴門秘帖」より 著者:吉川英治
見ていたのだ」 「――使いに出ると見せかけて、わしは天井裏に潜んでいた、甲賀流の忍法、塵も落しはしない筈だ。そこで息を殺していると、病人の指の間に小蛇の首みたい....