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志度
「志度〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
志度の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「鐘ヶ淵」より 著者:岡本綺堂
りは思いのほかに暗く濁っていたが、水練に十分の自信のある大原は血気の勇も伴って、
志度の浦の海女のように恐れげもなく沈んで行った。沈むにつれて周囲はますます暗くな....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
たことをさとり、豪州の海の秋の濤ははるかな空の果てにつらなっている。) 三、
志度尼汽笛(濠洲) 地挟、汽笛声埋十万家。 (三、
志度尼の汽笛(豪州) 地は湾を....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
みよう。それはじつに易々たるものだ。ぼくの足だって落ちのびて行ける。東は、牟礼、
志度路、すこし行けば、山岳地へ入り込めよう。西は、坂田、鷺出方面へ。もしまた南へ....
「俳句の作りよう」より 著者:高浜虚子
死を背景においた場合に初めて十分の意味を表してくるのであります。真田は死を逃れて
志度山の麓に隠棲しておったのであります。その真田の心持になってみると、あの時死ん....