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「忠吉〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

忠吉の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
堀川の国広、まず新刀中第一の名品でござります。それから、この少し短いほうは肥前の忠吉《ただよし》、こちらは、京の埋忠――」 「いや、刀ではない。わしは八丁堀の者....
佐橋甚五郎」より 著者:森鴎外
る》(秀忠《ひでただ》)はちょうどこの年に生まれ、四男|福松丸《ふくまつまる》(忠吉《ただよし》)はその翌年に生まれた。それから中一年置いて、家康が多年目の上の....
桶狭間合戦」より 著者:菊池寛
美郡|牟呂村千石の地しか与えられず、家臣を充分に養う事にさえ苦しんだ。鳥居伊賀守忠吉は自らの財を多く松平家の為に費したとさえ伝えられている。後年三河武士と称され....
鬼涙村」より 著者:牧野信一
ええ、赤鬼、青鬼――これは橋場の柳下杉十郎と松二郎。お次は狐が一つ、鳥居前の堀田忠吉。――いいですか、お次は天狗が大小、養魚場の宇佐見金蔵……」 御面師は節を....
八ヶ嶽の魔神」より 著者:国枝史郎
、江州佐和山石田三成に仕え、乱後身を避け高野山に登り、後吉野の傍に住す。清洲少将忠吉公、その名を聞いてこれを召す。後、尾張|源敬公に仕え、門弟多く取り立てしうち....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
ょうゆう》となり――関ヶ原の時にはしかじか、後、福島正則が封ぜられ、家康の第四子忠吉より義直に至って――この城を名古屋に移すまでの治乱興廃を考え、従って五条川が....
森の石松」より 著者:山中貞雄
ゃねえか」 「矢ッ張り、あの讃岐の……驚いたね、どうも」 「此の親譲りの五字忠吉と奉納金百五十両、此奴を俺の代りに金毘羅様へ納めて来て呉れ」 「へい……?....