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「忠魂碑〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

忠魂碑の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
小屋に粂八なぞが出たものです。娘義太夫、おでんや、稲荷ずし、吹矢、小見世物が今の忠魂碑の建っている辺まで続いておりました。この辺をすべて山王下といったものです。....
天草の春」より 著者:長谷健
窓日漸没 瞥見大魚波間跳 太白当船明似月 折角の詩碑が、かつて幅を利かせた忠魂碑かなんぞのように、厳然とでも形容したい石垣の上に、見上げるばかりの構想のも....
三国志」より 著者:吉川英治
すめた。 すなわち、張任の首を斬り、その屍を収めて、金雁橋のかたわらに、一基の忠魂碑をたててやった。鴻雁群れて、暮夜、碑をめぐって啼いた。 かくて※城は、本....